国と国について  
 どこが他国でどこが外国か? 地球の大自然なる国土は人が皆幸せに住めと与えられし一つの国土ぞ。その証拠にどこにその国境の線引きがなされているか見せなさい。それなのに国土に固執しているのは人間ばかりで、風は東西南北自由に吹き、鳥や獣は自由に国境をこえて移動し人間の愚かさを嘲笑い、国境に固執して血を流す人間の偏見に首をかしげる。

 人種と民族について
 何が人種で何が民族か? 地球のすべての人は故郷をアフリカのサバンナに持ち、そこから世界各地に散らばった兄弟であり姉妹なのだ。だからいかなる人種も民族も人に変わりはなく、男と女は人種や民族を超えて愛し合い情をもって付き合うかぎり、人種をこえて友情が育まれるのは、人の故郷はアフリカのサバンナであることのしるしなのだ。

 宗教と思想について
 何が宗教で何が思想か? 宗教や思想は人の幸せのためもの。その宗教や思想で人が対立して殺しあうのなら、全ての道に反する邪道と知れ。
 本来の人の姿は等しく人間としての温かき心を持ち、常に平和を願い、父母を愛し伴侶を愛し、子を愛し、兄弟姉妹を愛し、友を愛し、人と睦合って平和に生きることを希い願い、人と支えあって生きてこそ幸せを感じる生きものと知るべきである。

 科学と文明について
 何が科学で何が文明か? 文明も科学も人が大自然から与えられた知恵を使い、人みずからの幸せのために使ってこそ、本来の目的ではなかろうか。
しかし反面、科学は福祉と絶滅の両刃の剣を備え、それを扱う人類の手に委ねられるかぎり、人類は科学や文明を自分や家族や自国さへ良ければ良いといった、自己保存欲や自我我欲で相手に敵対して行使するのと、共存共栄するために共有するのとは大違いで、前者は滅び後者は栄えると知らなければならない。

 汝の神が汝の内に宿ることを知っているか
 現代の世相の中では無神論者が多いが、よく自分の心の中を覗くとよい。汝の心の中に、(人に嘘はいえても自分に嘘がつけず、人を騙しても自分を騙すことのできない)真実の神が宿っていないか。
 気づかれましたか?だからこそ、あなたは正に神の子であり、その心を良心とよんでいないか。
 私たちの人生や運命が思い通りにいかない原因は、我々はその良心に逆らって生きているからだ。
 われわれ人類がこのまま手をこまねいている限り、社会は徹底した悪条件と悪循環の繰り返しの中で本当の滅亡の道をたどるだろう。しかし人類には他の動物にはない過去を質して未来を変える、反省と悔い改めという天与の素晴らしい能力をもっている。
だからこの能力を使って蘇ろうではないか。

 更にいう。
 東洋人は欧米にない素晴らしい精神世界をもっている。
今や西欧の物質至上主義の中に埋没した東洋の唯心論を復活し、地球人類を救おうではないか。

 東洋も西欧式の物質至上主義にむしばまれてその面目すらないが、古き東洋、特に中国では老子を教祖と仰ぎ人の道を説く道教。孔子を祖として、礼儀作法や義理人情といった人との交わり方を教えてきた。
 だから昔の人々はそれらを通して、正邪や善悪を覚え、恥やしてならない事や非人間的な思いや行いを正してきた。
 しかし、現代の人々はそうした基準を持たず法律だけが目安で、法律にかかり逮捕された人を運の悪い奴、と嘲笑って顧みることがない。

 しかし、ほんの十数年前の中国にはまだそれが残っていた
 田中総理が内閣総理大臣のとき彼は単独で中国におもむき、当時の実力者鄧小平氏 講和条約を結びました。その対話の中で、「両国はこれで講和条約を締結しましたが、両国には未だ領土の問題、領海の問題、権益の問題等が未解決ですが、こうしたことは後々の人達にまかせて、一切この問題には触れないことにしましょう」と申し入れられた。

 歴史をさかのぼれば、第二次世界大戦で日本が敗北したとき、当時の中国を実効支配していたのは中華民国の総統蒋介石氏だった。
 彼は日本の士官学校出身で大の日本びいきだったのに、当時の欧米諸国の四ヵ国の経済封鎖の突破口を中国に求め、盧溝橋事件をでっちあげて中国侵略と南京虐殺を開始した。

 しかし、結果として日本は大敗して敗北したとき、蒋介石総統は談話の中で、「日本に やられたからやりかえすでは、両者の憎しみは永遠に続いて平和が訪れることはないだろう。だから両国の永遠の平和のために、日本軍を無傷のままに送り返そうではないか」と、アメリカのように勝者が弱者を裁くような事は一切しなかった。
しかし、昔そのような義と徳の国中国も、今では欧米の覇権主義に汚染され昔の面影を失いつつある。

 


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