人類の祖先はプリオピテクストいって手長猿の類であるといわれている。
 そこからプロコンスル。ドリョピテクス。オレオピテクス。ラマピテクス。アウストラロピテクス。パラントロプス。進歩型アウストラロピテクス。ホモ・エレクトス。先行・ホモサビエンス。
 ソロ人。ネアンデルタール人。クロマニヨン人。現生人類にと時として後退現象を繰り返しながらも進歩して現代に至っている。

 人間の肉体も、このような動物の肉体に依存するかぎり、人間も自然界の弱肉強食の掟に従い、力がすべてを支配し淘汰される運命を担い、類いまれな知恵あるばかりに人間同士の殺し合いは残虐の一途をたどるだろう。

 しかし、科学が究極に発達し、地球大自然の偶然の積み重ねにみえて必然で、そこに万生万物の創造主がおられ、人間も被造物に過ぎないと認識した時、人間は創造主の心に叶った生き方をしようと謙虚になるだろう。

 ああ人よ、人間よ。
 お前達がこの真理を知ってひれ伏すまで、お前の心が成長して救い主の心と一つになるまで、お前の心にキリストの形ができるまで人間は獣の性を背負って殺し合うのか。

 今の近代兵器はパソコンで狙いを定め、正に正確無比かつ大規模な人類抹殺武器が次々と開発され実戦配備されて、ただ殺すというより虐殺されると表現するしかない。

 やがて地球上の人類が地球一国家を完成させ、国が州に都道府県にと分類されて、かつての国の君主や大統領や首相が州の知事や市長の任務につけば、かつて日本という小国の寄り集まりの中で、それぞれが藩という国を取り合った戦国時代の日本が、明治維新で都道府県からなる一国家になったように解決されるはずである。

 見なさい。アメリカの最先端技術は、人間の心をオーラビジョンで表現するばかりに発達してきた。

 同時に、チャクラのどの部分が弱いのでどんな病気を引き起こし、人生や運命は個性の影響を享けてこのようになり、あなたの寿命はこれ位とまでオーラビジョンで解読できるまで発達してきた。

 オーラビジョンの開発は精神国の日本ではなくアメリカで、精神の分野まで世界のトップを駆けるが、この遅れは太平に慣れた日本人の怠慢にすぎない。

 やがて科学が最高度に発達すると、現在の新興宗教はあたかも共産主義者のように信者を洗脳することによって教団の都合のよい、個性のかけらもない働きアリを作り出して、教団のためにただ働きさせる恥部を露呈させ、科学が真実の神を蘇らせるとき消滅せざるをえない運命を担うだろう。

 神と人類は親と子の関係であり、子のために地球大自然なる我が身を犠牲にしてすり減らす神を、唯一無二の信仰の対象として真実の宗教観を持つだろう。

 見なさい、現在の教団の実態を。巨大な宗教寺院も全ては信者の寄進から成り立が、真の神の入れものを創るなら宇宙がスッポリ入る広さが必要ではなかろうか。

 国会議員が国民に仕える公僕を任じ、宗教の幹部が神の子につかえる公僕を任ずるなら、決して人民を支配する王者のように高見に玉座をつくってはならないのだ。
 国民や人民に仕えるのなら、国民や人民を高見にすえ自己を低めてこそ神の御意志に叶うと知れ。

 


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