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愛のひびき

神仏とは 大宇宙大自然を調和させている大意識です
万生万物は 神仏から分かれたエネルギーの塊であり
すべてに神仏の子としての魂を宿しています

愛とは 宇宙の性(さが)と法則です
すべてを進化(神化)結合させ 調和と安らぎを与える
-万生万物と宇宙に満ちる大生命とを一体化させる-
エネルギーです

あなたがこの世に生まれてきた目的と使命は
自身の魂の修行と
地上に神の国・仏国土をつくるためです

あなたの行為は あなたの心の現われです

良心のささやきに従いなさい
それは あなたの人生を照らす光りだから

神仏に信をおく人と 人のみに信をおく人とでは
人間のスケールが違います

心の器は 愛の大きさです 豊かさです
心の器を広げなさい
天は常に その器に等しく愛の水を注いで下さいます

大自然の中にすべての教えがあり
それは真理の宝庫です

人は大宇宙に似せて創られた小宇宙です
肉体を支えるすべての細胞に神仏が宿っています
それらを治める者こそ 聖なる神仏の子としての魂です

循環の法則(輪廻の法則)は
万生万物をこよなく愛し 慈しみ 育む
神仏の進化(神化)の法則です

受ける愛は有限であり 与える愛は無限です
なぜなら 天は
与える者に 無限に愛を与えて下さるからです

反省は 万生万物の中で
人間にだけに与えられた天与の智慧であり
苦難を克服し 滅びの道から自身を救う最高の方法です

神仏の言(ことば)は 
人が精進によって神仏と調和合体を果たすとき
自己の深遠なる内よりコンコンと湧き出てきます

純粋な愛の言葉と行為 想いと祈りは
光となって輝き 何人の心をも溶かし 愛に導きます
光に勝つ闇はないのです

真理は 知識に止まるものではなく
行為によって学んだものを身につけることです

慈悲は 神仏と人を結ぶ縦の光であり
愛は 人と人を結ぶ横の光です

自己に罪を観ない者は
思い上がって 他を厳しく律し 裁こうとし
自己に罪を観る者は
決して人を裁き 運命を呪うことをしません

生きるために必要なものは
天からすべて与えられ
多くの生命の心尽くしを受けて
生かされ 与えられていることに気づいてください

原因と結果の法則(因果の法則)は
万生万物を運命の中で
足らざるものを補い 過ぎたものを除き
丸く豊かな心に育もうとする 神仏の智慧です

知恵は 天と地をつなぐ架け橋であり
渡って天に入るものは あなたの心であり
その深奥に神が存在するのです
知恵や知識だけに終わらないでほしいのです

真理を欲望のために利用応用しようとする人は
人を利用しようとする人に取り囲まれ 欺かれて
真に幸せになることができません

人を理解しようと思えば
その人の育った環境や習慣をわかろうと努めることです

人間は 肉体と光子体が一体となったものであり
この世に永遠なるものがあるならば
光る体に宿る神性な心のみです
それが私たちの最も大切なものなのです

この世にいて彼岸に入ることも努力次第で可能です
時間と空間の中に 変化変滅する物質社会にとらわれず
振り回されない永遠の静寂と安らぎの心の世界こそ
彼岸と呼ばれる開放宇宙です

禅定とは 自我によってつくられる執着を解き放ち
心を自由にして 全体の中に分散して溶け込むことです
そこに 無の静寂と無限の安らぎがあります

物理(仏理)の作用反作用の法則通り
強引に押し進めると
同じ圧力で反発を受けます

動物 植物 鉱物のすべてに生命があり
心があり 愛があるのです
なぜなら 神仏から分かれた魂だから

身の病には救いがありますが
心の病には救いがありません
なぜなら 心は不滅であり
感謝や足ることを知って 喜びに生きない限り
不足不満やねたみ愚痴などの病を救うことができません

反省によって あなたの罪を認めたら
人間の弱さ 弱さゆえに人を傷つけ 悲しませた
あなた自身を哀れみ 慈しんでください

神は あちらこちらに祀られているのではありません
私たちは 神仏の心の真っ只中にいるのです

魚は 水にあって自由であり
鳥は 空にあって自由なのです
万生万物は あるがままが自然であり 完全で美しい
人も同じように 
個々の性(さが)によって創り出される社会こそ自然であり
そのゆえに あなたは尊くかけがいないのです

反省の第一歩は
自らを客観的 -自己中心から相手中心-に
観ることから始めます

神仏(宇宙)とつながる自己の潜在意識-連帯想念-の
覚醒を促すものは 反省と禅定と瞑想であり
それによって宇宙の因と呼ばれる親と一体化し
光と安らぎの中に心身を置ことができるのです

天国も地獄も自分の心の中に存在します

宇宙には 類をもって集まるという法則があります
あなたの周りの人は あなたの心の写し鏡です

人を力で押えたり 従わせたりすると
必ず それ以上の力で制せられます

神仏から観る正しさと 人間の感覚から観る正しさとは
基準も価値観も異なります
これが一切転倒を悟るということです

自らの運命は 自らの心がつくります
癖 欠点を修正して新しく生まれ変わらなければ
神の国に入ることはできません

あなたの他はすべて
神仏の名のもとに隣人であり 兄弟です
信じ合い 助け合い 与え合い
愛し合い 許しあい 祈り合う中に栄があります

神仏の心の中に住む限り
自分の思いも行為も 例外なく神仏の心に当たって
自身の肉体や運命にはね返ってきます

恋愛は ギブ・アンド・テイクではありません
結婚は 永久就職でもありません

人の良心の中に宿る神仏と 親である大意識とは
透明な光である霊子線によってつながっています
死は 霊子線が切れて 魂が肉体から離れた状態を
いいます
死は恐ろしくないのです

結婚とは 肉体愛を通して与える愛を知り
やがて精神愛に高めていくことです

あなたは 子供を育てているようで
実は子供に育てられているのです
子育ては 神仏の愛と慈悲に通じていくものだから

私たちは 霊子線を通って
あの世(眠り)とこの世(目覚め)を往復しています
一日は一生であり
必ず一回は目覚めない日が来るのです

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