ホーム »目次 »我聞14-1 精神病を患う因縁

精神病を患う因縁

精神病を患うということはすごいことで、大変な因縁があるのです。
その最たるもの(精神病の上をいくもの)私の反省道場に来られた人です。
〇泉会社の社長さんです。
私はその家まで行きました。大きな敷地の庭を男の子がワオーワオーと声をあげて飛び回っている。どうなっているのか?

その社長さんが言われます。
「実はうちの嫁さん女の子を産みましてな、次に妊娠したら産みたくない。堕ろしたいというて、事実は堕ろすところまでいったんです。 
ところが医者が『もし跡取りやったらどうします?悔いませんか?』といわれて、やっと産む気になって産みました。ところが生まれてしばらくして判ったのは、脳の上皮質(考える)が欠損しているのです」

私は「この子、可哀相やけどなぁ、再生しようもない。どうしようもない。先天性や。
これはなぁ、あんたの親父さん。社長さんの親の因縁やろう。人非人っていうのはこういう者をいうのだ。と神が見せたのと違うか」といいました。

すると社長さんが「実は親父は10万のものに10万円を払うのだったら勘当や」という人です。いかに払わずに済ますか。値切って値切って値切り倒せ。金の契約が違ったら、人が首を吊っても、その人のふとんでも持って帰って来る人でした。お金になったら極端に心が変わってしまう人です。だからそれで首を吊ったり、夜逃げした人がうんざりおられる。と云われた。

その親父さんに目覚めさせようとして一度、神さまは大火事を出しておられる。ところが大火事を出しても保険金が入ってきて、ボンと建て直してしまった。次、神さまはそれしかないから最後の手段で子供にそういう子を出された。それは治りません。

阪神大震災のあとも又、大きなものを造っているらしい。しかし大きなものを造っても誰に後をつがすのですか、跡取りがいないのに。と思いました。 

精神病を患うのは、色情のきついきつい因縁か、金銭の因縁か、先祖さんの不浄の因縁。この三つです。
こういう因縁を密教で、霊能者がガチャツと力で封じ込めば別ですが、本当に八方円満に治めようと思ったら完全な霊能力がなかったらあきません。不可能です。
それはその人その人に深く深く関わらないと出来ないことです。
地蔵行の中でできることです。
どちらがいいのか?ということです。

この正法というものが如何に素晴らしいか。ということをあなた方に本当に知ってほしいのです。
「因縁の不浄仏霊に対してご供養しなさい」といっても、皆さんは自分が助かるためのご供養であって、本当にその霊のためにやってないのです。
だから絶対に霊はきかないのです。
実質そのことの理由がわかってもです。

前に話をしたEさん (霊示の中の魔女裁判で焼き殺された下女)
16年前のある日、カミソリみたいなもので下駄箱の中の靴が切られていた霊現象。 そのとき「徹底的にご供養をしたげなさいよ」と言っていたのにやっていなかった。しかも娘が可愛いいから難があってはと霊にご供養の言魂をいっても駄目なのです。通じないのです。
その人がどれだけ苦しんだか。ということを自分が心から味わって同情しない限り、何の役にも立ちません。
ところが正法をしていたらそれでいいことや。と思っておられる。

本まもの霊能者というのは、皆そういう軽い扱いを受けているのです。
そしたら何をもって報いるのかということです。
僕とあなた方の関係は親と子です。
そしたら親がいい家に住んで子供があばら家に住んで、アハハと言って喜ぶ親がどこにいます。
自分はあばら家に住んで子供にいい家に住ませて、それで親は幸せやと喜ぶもので
しょう。

「お母さんお父さんの指導で、このように向上させてもらった。本当にありがとう」といって、子供たちが自分たちの人生を変えてくれてこそ、はじめて報いたことになりませんか?
それとも目をむくほどのお金を取られる方がいいですか?

この本まものについていて、あなた方がそれに報いるのには、自分たちが良くなってくれないとあかんのです。それが僕の喜びです。
「先生のお蔭でよくなりました。先生のお蔭で運命がこうなりました」と言ってもらいたい。
これで報いずに何で報いるのですか。
こんな本まもんに出会っているのですよ。それなのに解かっておられない。

 

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