それではいよいよ本分に入ることにしよう。

 現代の国家で王や領袖や指導者のいない国はない。
そして彼らの建前は民衆のために存在するというが、本当にそうだろうか?
本当にそう思っているのだろうか?

 現代の最高度に発達した社会にいて、自分だけが特別の存在であり神に近い、と思う指導者や王や領袖や、宗教の最高責任者がいたとしたら、彼は正に誇大妄想狂であり、そんな人のいうことを真に受けたり、指導を受けたりすると重大な過ちを犯すことになる。

 その証拠に偉大な教祖が亡くなろうと、指導者がこの世を去っても、宇宙はその死を平然と飲み込み、大自然は日々の運行に何の変化も起こしたことはなく、真実の神は永遠の中に存在することを、現象をもって示す。

 しかして、創造主の存在を知り、自らも被造物なることを知る者は、創造主が創りたもうた人々に、創造主の使徒として謙虚に仕え、創造主に導くことを使命とし、人事の限りを尽くして天命を待つ、その心がけこそ必要だろう。

 この世でいかに人を偽り、自分の権益を守って栄耀栄華に暮らそうとも、所詮は彼らとて数十年という限られた生命を生きる被造物に過ぎず、誰の上にも死は訪れ、死とともに自分は本当の神か、人を欺く罪人かの現実の裁きは、サムシング・グレイト[創造主]の名において必ずあり、人を欺き続けた良心の呵責は、魂の痛みとなって永遠に続いて止むことなしと知ってほしい。

 


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