希 望

見よ 風と雲と太陽と
青草と泉と樹木の連なりのなかに
息づく生命の営みを

それらは一つに融けあって そこに何の不自然もない
それが自然であり 調和の姿である

人もまた天地の狭間に存在する
自然の一部であり 自然の営みの一部である
なればこそ 人も自然の掟に従い
その運命の中に生まれ その運命の中に生き
その運命の中に活動し その運命の中に滅して
誰も違えることがない

それは永遠の太陽の光を浴びた地球が
自転の中に昼と夜とを形づくるように
永遠の光の中に自転して
見え隠れする自らの生命(いのち)について
思い煩ってはならない

また 地球の地軸の変動で起きる
春夏秋冬の季節の変化を知って
心の軸の変動によって起きる
自らの運命の四季について
思い煩ってはならない
それらのすべては
あなたに与えた自然の掟なのだから

あなたは ただ その最中にあって
喜びの時刻(とき)休みの季節を知ればよい
人はそれを知らずして
明日のことについて思い煩い
与えられた喜びの時刻(とき)休みの季節を
空しいものとしている

また あなたは耐える季節を知ればよい
耐える季節に耐えればこそ その喜びも深いのだ
悲しみを味わえばこそ 心の稔りを大きくする
冬来たりなば 春遠からじと思いなさい
その時 貴方の心に希望の火が燃え上がる

希望こそが
あなたに生きる勇気と力を与え
あなたの明日を開かせる

 


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