日本が敗戦をむかえ、駐留軍が日本を占領した直後、日本に持ち込まれた憲法は、第1次世界大戦で負けたドイツに持ち込まれたワイマール憲法に酷似していて、ドイツは一早くこの危険を察知してヒトラーが起ちあがった。

 しかし歴史上、お上[政府]に従順で忠実だった日本人の気質は、その憲法に何の矛盾も感じず、素直に受け入れてそれに従ったが、事実その憲法は矛盾に満ちていて、こう記されていた。

 [自由と平等こそ、民主主義のデモクラシーである]とあり、はっきりいえば、自由主義と共産主義という、全く反対のものを一つにしたものが民主主義なり、というのと同じ意味であった。互いに相容れざるものを混沌とさせることによって、日本人の心を偽り、個人に対しては自由競争しなさい。財閥に対しては労働者にも平等に分かち与えよ。と労働争議を起こさせて財閥を崩壊させることによって、国の戦争する力を奪う目的が秘められていたのを彼らは隠していたのだ。

 このように、アメリカ主導で日本人の愛国心の喪失、国力の弱体化を計った占領軍の政策は効をそうしたかに見えたが、事実は軍備に重きを置かなかった日本経済は奇跡の復活をとげ、憲法9条の戦争放棄の宣言は、アメリカとの軍事同盟を盾にアメリカに依存して、共に戦うことを拒否したが、そのためいかなる事もアメリカに加担し、アメリカの傀儡国に成り下がる。
ここで日本国民の一人一人に聞きたい事がある。自分の家を守ることを隣の人に委ねて本当にいいのだろうか?自分の家を必死に守るのは家族ではなかろうか?といった真実の疑問に突き当たらざるをえない。

 ともあれ今の日本は、日本の領土をアメリカの軍事目的に使わせ、艦隊の寄港を許し、その経費をも負担して、敵国が攻めて来た有事には、アメリカの軍事力に依存する日米安保条約に頼るしか道がなく、一つ道を間違えば日本は悲惨な目に会うだろう。

 


LEVEL6   前ページへ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11.  次ページへ

HOME   総合目次   プロフィール    ENGLISH
ページのトップへ戻る