人は心に闇をいだいて生きている
その心に光を見るのが正法である

そして正法の行とは人に打ち克つのではなく
自分に打ち克つが故に己を超えられるのだ
又自己を超えるが故に光となって神に帰る

我が心は常に神のように慈愛に満ちているか
我が子のように人を愛せるか
その自己犠牲こそ彼岸に到達した佛の証

その心に徹すればこそ我が歳を忘れ死を忘れ
只神と共に法悦に浸りて至福の時刻を歩み
死を迎え神に帰るを無上の法悦とせん          

  合掌 瀬川宗一

 


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