今から2600年前、印度の地にゴーダマ・シッタルーダ釈迦牟尼佛が仏法を説いた。
 四諦八正道からなる原始仏教である。

 ところが師の没後、弟子たちが度々結集して阿含経、華厳経、方等経、般若経、法華経に分かれ、更に天台宗、禅宗、曹洞宗、浄土宗、浄土眞宗、密教へと枝分かれして対立するが、これは皆釈尊の教えなのに何故対立するのだろうか?

 また、現代の中東情勢をみると、イスラム教のシーヤ派とスンニー派の葛藤は正に泥沼状態で、一般市民を巻き込んで聖戦と銘打った報復合戦に終始し、正に両者合い撃って双方が滅びるまで収拾のつかない現状だが、本来は人を救うべき幸せに導くべき宗教が、逆に人を地獄に落とすのはいかなる理由によるのだろうか。

 私は今その真実を暴き、このような不祥事が二度と起こらぬことを祈りながら執筆することにした。

 


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