人類社会は正に混沌として、未来に対して隠しきれない不安と、底知れぬ恐怖を抱くのは私のみだろうか?

 最高度に発達した文明は、人類に便利さと快適さを与えるが、反面に凶悪な人類大量殺人兵器をも生み出す矛盾をも抱えていて、物質文明の知識や知恵の吸収に脳をすり減らし、心を枯渇させ、物質至上主義の欲望と独断と偏見の中で、互いに敵対感情と闘争本能を募らせた人類は、有史以来止むことなき闘争と破壊を繰り返して、憎悪と復讐に明け暮れる。

  世界各地で勃発する戦争、内乱、紛争、テロ。世界的な経済不況。飢餓と病気。常軌を逸した人々が起こす意味なき無差別殺人や放火、略奪と暴行。麻薬の蔓延。自然の摂理に違反した同性愛や売春。人権擁護は加害者に厚く被害者に薄く、人権軽視と享楽主義や刹那主義。愛や情を見失った家族や社会の冷たい人間関係。義務に背を向け権利のみを主張する、ヘンな自由主義の横行。大国のエゴと小国の手段を選ばぬ姑息な抵抗。

  このような混迷の時代の中で、人類はやがて身動きもできないほどの窮地に追い込まれる事は必定だが、人類はその果てに滅亡するのだろうか?

 昔、パンドラの箱の中から人類の罪と悪がことごとく飛び出した後、最後に希望が飛び出したというが、その希望は何を意味するのだろうか?

そのヒントを皆様に教えよう。聖書の中に私はアルパでありオメガであり、オメガでありアルパと記されている。これは初めであり終わりであり、終わりであり初めである、という意味で、片方に終わりと記し、反対の片方に初めと記した画用紙の両端をセロテープで円筒形に貼り合わせると、終わりと初めがつながって無限円となる。そして、こんなにも簡単な原理が[終わりは次の初め]につながって人類の未来を解き明かす。次いでさらに詳しく述べよう。


 樹木[地球]の葉[大自然]に寄生する毛虫[人類]は、樹木[地球]や葉[大自然]がどうなろうと、お構いなしに葉[大自然]を食い荒らすが、やがて毛虫は糸を吐き、蛹(さなぎ)となって自らが作った繭(まゆ)に囲まれて身動きできなくなる。[自らが創りだす物質文明の便利さと快適さの裏に住む、毒性や魔性に汚染されて心を見失い、心を蝕まれて身動きできなくなる。の意]

 しかし、やがて時期満ちて蛹(さなぎ)は繭(まゆ)を破って繭から出、やがて蝶[天使人類という名の 新人類に進化する意]となり、大空に舞って花の蜜を吸うが、花を殺さず花[人々の心]に100倍、1000倍の実[心に実り]を結ばせるだろう。  
 どうだろうか?このホームページをここまで読まれた方は、人類の未来に対する私の予言について理解されただろうと思う。

 つまり人類はこれから先、自分自身の手で発達させてきた科学文明の中で、人と人が、国と国とが、人種や民族の違いによって相互が、過去の怨讐ゆえに、利権のゆえに、互いの思惑のゆえに、思想や異なる理想のゆえに、宗教と宗教までもが対立し紛争し闘争して無意味な血を流し合う、現代の人間の思い方や考え方や概念の全てについて反省し、更には人間自身が過去に失った何かを見つけ出し、身につけない限り絶体絶命の窮地に追いやられるだろう。

 それでは次いで過去ベストセラーとなった五島勉氏訳のノストラダムスの大予言の中に記された[死の代名詞ヘンリー]について記すが、今だ、この問題について正しく解答した者はいない。

 なぜなら、この問題について今までの宗教概念だけをもった人には明確な答えの出しようがないからだ。

 また反面この答の出せない宗教は真理[心理]だけに偏り、法則の欠如した宗教といわざるをえない。

 


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